インターネットは95年に発売されたwindows95をきっかけに一般の人たちへ広がりです。それまではコンピュータに携わる人たちでさえ、インターネットがその後に世界のあり方を変えてしまう技術だと気がついていた人はほとんどいませんでした。それまでに長い年月をかけて構築された電話ネットワークこそ最大の物理ネットワークと考えている人も多く、それよりも凄いものとは到底想像できなかったようです。
たぶん、インターネットの仕組み自体もわかっていた人は少なかったからかもしれません。当時は今のように何でも検索してダウンロードできる時代ではなかったので、知識は本で取得するしかありませんが、インターネット黎明期には、そのインターネットの仕組みをきちんと解説できた本も少なかったのです。
インターネットは、ネットワークとネットワークがルータという機器で無数に繋がれてできたもので、世界中のネットワークがこの関係で繋がっています。厳密にはネットワークはプロバイダ事業者が保有していて、個人や法人はプロバイダからインターネットへのアクセスをサービス提供してもらいます。その際、プロバイダまでの回線をラストワンマイルといって、adslやFTTHで実現しています。
プロバイダのネットワークは多数のwebサーバーが存在して、webブラウザからの要求を受け、返信を返すことでwebブラウザには画面が表示されます。webブラウザは皆さんのパソコンやスマートフォン、タブレットでインターネットを使う時に利用しているソフトウェアで、URLというアドレスを指定することで目的のwebサーバー上のWebサイトからコンテンツを取得し表示します。
ホームページやブログ等はWebサイトと言ってよく、作成や登録をすると、所定のwebサーバーへ格納されています。webサーバーは個人で所有することもできますが、通常はプロバイダからレンタルしたり、クラウド事業者のサービスに含まれていますので、意識していなくても大丈夫かもしれません。