インターネットはサーバーの集まりです。一見無線で繋がっているように想像しますが、ラストワンマイルのプロバイダまでの区間だけが無線となっていることがほとんどで、プロバイダ同士が作るバックボーンは物理的な機器やケーブルが繋がって実現されているため、世界中がケーブルで繋がっていると考えたほうが正しいです。
似ている例としては電話ネットワークがあり、電話もなんとなく無線電波で相手先まで繋がっているのではないかと錯覚してしまいますが、実は最寄りの電話局まではアナログの物理回線で、電話局のネットワークもデジタルの列記とした物理回線で実現しています。インターネットも電話のネットワークも物理的な回線なのになぜ切れないのか不思議に思うでしょうが、電話ネットワークの場合はルート毎に二重に回線が引かれていて、切れた場合にもう一つの回線へ切り替わるため、一瞬だけ切れてもすぐにつながる仕組みです。
一方、インターネットの場合はルートが無数に存在するため、あるルートが切れた場合は別のルートに自動で切り替わるため、問題がないですが、ルートを自動で切り替えるためには、難しいプロトコルがサーバー間でやり取りされて実現しています。このようにインターネットはプロバイダのネットワークが集まってできていて、しかもサーバー同士が通信することでデータを正しい相手先へ届けています。
webブラウザを使った時には、サーバーはwebサーバーが担当して回答して、メールの送受信の場合にはメールサーバーが担当していて、ファイルをアップロードしたり、ダウンロードしたりするときにはftpサーバーが役目を果たします。これらのサーバーは個人で準備することもできますが、プロバイダやクラウド事業者からレンタルして使うのが通常で、現在であればインターネットから申請ができて、安くて必要な期間だけすぐに借りれて使えるクラウド事業者からの利用がおすすめです。
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